彩’s style -ひとひらのオモイ-

Column

2026.05.01

感動が導いた道。

感動とは、心が強く揺さぶられる瞬間のことだと思う。 嬉しさや驚き、美しさや共感といった、さまざまな感情が重なり合い、気づけば心に深く刻まれている。 ふと考えることがある。これまでの人生で、どれほど感動してきただろうかと。 10歳のとき、初めて観た映画『スター・ウォーズ』。 大画面に広がる映像と大音響の迫力に、ただ圧倒された。 あの体験が、映像に興味を持つ原点だったように思う。 学生時代、アルバイトで初めて買ったバイクに乗った瞬間。 子どもが生まれ、産声を聞いたとき。 ロケで訪れたネパールで、ヒマラヤを目にしたとき。 振り返れば、人生の節々に確かな「感動」があった。…

2026.04.21

コールアンドレスポンス

今から30年ほど前の1990年代。 プロレス観戦にハマっていた時に大好きだったのが外国人レスラーのスタン・ハンセン。 必殺技のラリアットを放つ前の「ウィーッ!」という雄たけびに対して、リングを囲む すべての観客が「ウィーーッ!!」と呼応するあの一体感と高揚感がたまりませんでした。   これはアーティストがライブの最中に「皆さん、盛り上がってますか?」と呼びかけ、 観客がそれに応じて「イエーッ!」と応えるあの≪コールアンドレスポンス≫と同じで、 会場全体の空気を一つにする魔法のようなもの。   ライブの魔法から学ぶ、仕事のコミ…

2026.04.13

情報の源

今まで私の情報源はまずは新聞、NHKのニュースからであった。 それらの情報源は信頼度も高く、取引先の方と話していても共通の話題に持っていきやすかった。 昔、外務省に働いている人から聞いた話だが 「ヒューミント(人が媒介した情報)の99%の情報は新聞である」と、 だから諜報活動をする上においても新聞は絶対的な位置を占めていた。 それほど主要な情報を網羅し、信頼度も高かったのである。   新聞社やテレビ局はこの信頼を守り、得るために多額の費用と人材を投じてきた。 それでも間違った情報を流せばそれなりのペナルティが課せられたのである。 …

2026.04.01

点がつながる組織へ

私たちは、クリエイティブを“点”で終わらせない組織を目指しています クリエイティブの現場は、高度な専門性によって支えられています。 マーケティング、企画制作、撮影、編集、MA、そしてAI。 それぞれが自立したプロフェッショナルであることは、品質の前提条件です。 しかし同時に、専門性の分断は価値の分断にもなり得ます。 総合プロダクションが陥りやすい独善化。 個の最適は、必ずしも全体の最適ではない。 この構造的な課題を乗り越えるために、私たちは今、 共生(つながる力)を戦略の中心に据えます。 ブレーンも含めた個々の専門が有機的に連携し、“線”となること。 その線が複…

2026.03.19

この先を想像してみた

AIによって「仕事ってどう変わるんだろう」くらいの、軽い興味でした。 企画も、編集も、提案書も、AIがどんどんうまくなっている。 スピードも精度も上がって、人間より良い結果を出す場面も増えてきた。 それ自体はすごいことだし、便利だと思っています。   でも、少し経ってから、別の問いが出てきました。   「じゃあ、人間の価値ってどこに残るんだろう。」   答えは、まだ出ていません。今も、正直よくわかっていない。 以前は、「AIを活用し、より良いものをつくることが人間の仕事だ」と思っていました。 &nb…