2026.10.01

必要とされる人

豊臣秀吉が竹中半兵衛を説得した際に語ったとされる言葉があります。

「人の為に生きてこそ人」

私はこの言葉に、人が社会の中で果たす役割の本質を見る思いがします。

仕事をしていると、つい自分の成果や評価に目が向きます。

どれだけ売上を上げたか。
どれだけ良い作品をつくったか。
どれだけ評価されたか。

もちろん、それらは大切です。

しかし長い年月を経て感じるのは、本当に価値があるのは「どれだけ必要とされたか」ではないかということです。

必要とされる人は、自分の利益より先に相手の成功を考えます。

お客様の期待に応えようとする。
そのために同僚や協力会社、ブレーンへの敬意を忘れない。

そうした日々の積み重ねが信頼を生み、その信頼が新たな役割を生み出していきます。


私たちの理念には「お客様の喜びを己の喜びとする」という言葉があります。

これは単なる顧客満足の話ではありません。

共に働く仲間に対しても、支えてくださるブレーンに対しても同じです。

人を大切にすること。
相手の成功を願うこと。
そして、自分に関わるすべての人とのご縁に感謝すること。

人のために生きることは、自分を犠牲にすることではありません。

人のために力を尽くせる人こそが、結果として多くの人から必要とされる存在になるのだと思います。

技術は日々進歩します。

昨今懸念もあるAIは、良くも悪くも さらに進化するでしょう。

ですがそのAIでも 人が人を想う心まで代替することはできません。

私たちの祖業は映像をつくる会社です。

しかし、本当に創り続けたいのは「人から必要とされる人材」です。

人と人とのつながりを大切にし、相手の喜びを自らの喜びとして行動できる人。

そんな人が一人でも増えることが、会社の未来をつくり、より良い社会への貢献につながっていく。

私はそう信じています。

K-ono