2025.10.20
特別な一本
皆さんは、これまでどんな映像作品に心を奪われたことがありますか?
幼い頃に夢中になったアニメ、思わず涙が溢れた映画、忘れられないCM…
きっと誰にでも、心の奥底に大切にしまってある「特別な一本」があるはずです。
◇社員に聞きました!「あなたの心に残る映像作品は?」◇
私たちの会社には、映像に情熱を燃やす様々なメンバーがいます。
今回のコラムではそんな彼らの心に残る【特別な一本】を聞いてみました。
ディレクター(30代男性/入社10年目)
○ 作品名: 現役中高生が120mの階段を猛ダッシュ!『ポカリスエット2024 CM』
○ 理由: リアルとバーチャル空間を融合させた世界観をARを使ったワンカットショーで
描く斬新な演出方法に驚きました。
メイキングではワンカットを撮影するための準備として、AR上に現実の地形を作成し
同期させているシーンもあり見ていて面白かったです。
CGクリエイター(20代女性/入社5年目)
○ 作品名: MV:きゃりーぱみゅぱみゅ『PONPONPON』
○ 理由: 中学生の頃に初めて見たとき、それまでMVは“音楽の補助”のような存在だと
思っていたのに、この作品では映像を見た方がむしろ情報量が増えて、
意味が分からなくなるという体験に衝撃を受けました。
そこから映像の世界に強く惹かれ、数えきれないほど多くのMVを見るように
なりましたが、今でもこの作品が最も印象に残っています。
アシスタントディレクター(20代男性/入社6年目)
○ 作品名: 映画『ブロークバック・マウンテン』
○ 理由: 1960年代、同性愛への偏見が強い時代に、2人の男性が抑えきれない感情を
抱く姿は衝撃的でした。
特にブロークバック山の雄大な自然が、彼らにとっての“自由”と“逃避”という二面性を、
カメラワークと音で巧みに表現するシーンが印象に残っています。
演出、演技、そして時代背景のすべてが調和した、まさに“心に残る”作品です。
カメラマン(30代男性/入社5年目)
○ 作品名: 相鉄東急直通記念ムービー『父と娘の風景』
○ 理由: 映像を見てからどうやって撮影されたのか考えましたが、想像を超える
マンパワーでどれだけ潤沢な予算があれば実行できるのかと驚きを超えて笑えました。
全然似ていないオダギリジョーもポイントです。
メイキングも含めて一本の作品のように感じました。
今回紹介したメンバーの心に残る【特別な一本】を「知らない」「観たことがない」
という方は、YouTubeなどで視聴できる作品もあるので、ぜひご覧になってみてください。
それぞれの個性と情熱が詰まった作品に、みなさんの心も刺激されるかもしれません。
◇クリエイティブの力で誰かの心を動かす◇
彼らがその作品を選んだ理由の中に「驚いた」「衝撃を受けた」という共通点があるように、
映像が人々の心を動かす理由は、その作品が持つ[物語][メッセージ][想い]、そして
それらを最大限に引き出す《クリエイティブの力》にあることがきっとわかるはずです。
k.iritani